心のおさんぽ

野鳥・植物・お菓子作りなど、趣味の事を載せたいと思います。

二本の映画

こんばんは。このブログを覗いて下さって、どうも有り難うございます。

 

今週、空いた時間に映画を観ました。ずっと前に、録画しておいた映画です。

一本目は、「花嫁の父」、もう一本は「招かれざる客」です。前者は1950年公開、後者は1967年公開の、共にアメリカ映画です。「花嫁の父」は、随分前に観た事がありましたが、「招かれざる客」は、初めて鑑賞しました。

この両方の映画に、名優、スペンサー・トレイシーが父親役として出演しています。結婚を決心した娘を持つ、父親としての威厳や気持ちの葛藤を巧みに演じています。

また、後者の映画の母親役は、キャサリン・ヘプバーンで、娘の幸せを一番に考えていて、その心情には共感出来るものがありました。

特に、心に残ったのは、後者の映画です。黒人の青年と白人の女性の結婚を巡る、2つの家族の葛藤を描いています。アメリカでは、今でこそ、人種が違っても結婚出来ますが、この映画を撮影していた時は、いくつかの州では禁止されていたそうです。そして、映画が公開された年に、異人種間結婚が、合法化されたそうです。

 

差別は、本当に悲しく、許せない事です。世の中から完全になくなるのは難しくても、少しずつでも、減ることを祈ります。