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こんばんは。このブログを覗いて下さって、どうも有り難うございます。
今日は、川崎市多摩区にある生田緑地という所で、昆虫観察会に参加してきました。定員30名で、私と友人二人組以外は、家族連れが多かったです。日曜日だからですね。虫取り網や虫かごを持っているお子さんもいましたが、ここでは「持ち込まない 持ち出さない」がルールでした。捕まえても終わるまでには逃がさなくてはいけなく、小さい子供には納得出来なかったかもしれません。昆虫研究家の方は6人程で、さすがに沢山の知識をお持ちの方々ばかりでした。
始めの頃は、ショウリョウバッタやカマキリ、ハサミムシ、ハムシと割とオーソドックスな虫の発見がありました。最初にショウリョウバッタの子供を観察しました。まだ羽がないので後ろ脚だけで跳ねるそうです。オスはキチキチ鳴くので、キチキチバッタとも呼ばれたり。
池に着くとシオカラトンボとオオカラシオトンボが飛んでいて、違いを教わりました。青みが濃いのがオオシオカラトンボ、薄いのがシオカラトンボ。シオカラトンボの方が微妙に大きく獰猛だそうです。
その次に見つけたのは、貴重な産卵シーンでした。ウズラカメムシというそうです。友人が撮影しました。
次に見つけたのはキタキチョウ。キタキチョウは本州にいますが、似ているキチョウは南の方にしかいないとの事。
その他、アカボシゴマダラの幼虫が葉にいるのを発見。じっとしていたので、皆さんスマホやカメラでじっくり撮影出来ました。アカボシゴマダラは特定外来種だそうですが、似た名前のゴマダラチョウは絶滅危惧種だそうです。
初めて聞いた虫では、アオカミキリモドキ、アメリカピンクノメイガ、マメチビタマムシ、ヌスビトハギチビタマムシ、ミカドジガバチ、アミガサハゴロモ等など。その中のヌスビトハギチビタマムシは、その名の通り、ヌスビトハギという植物が主な食草です。又、アオカミキリモドキは毒があり、触れてはいけない虫です。
2時間で15、6種類の虫を観察出来ました。
今まで、単純に虫をただ「見ていた」のですが、今回、どんな虫がどんな木や植物に来るかという話を沢山聞きました。それを知る事によって、虫を見つけやすく、また探したり出来るわけです。
最後に、久しぶりに見つけたミノムシの写真を。ミノムシも最近減っているそうです。そう言われれば、近所でも見かける事が減りました。これはオオミノムシ(オオミノガの幼虫)です。大きかったです。
昆虫観察会というものに、初めて参加しましたが、楽しい2時間でした。今度は、植物観察会に参加してみたいと思います。